来年のユニバーサルサービス料は8.4円

まずもって、
何故自分が離島や山奥の固定電話維持するのに月8円も払わねばならんのか。
恐らくユニバーサルサービス料を払ってる国民*1は年金保険料を払ってる国民*2よりも、NHK受信料を払ってる国民*3よりも多いはずだ。
にも関わらず国民的コンセンサスも取らずトップダウンで進めるのは強引だろう。*4


自分は
固定電話なんてADSLひいてIP電話にして以来10年弱使ったことないし、
公衆電話は携帯電話を持って以来5年以上使ったことないし(そもそも設置されていないし)
緊急通報なんて生まれてこのかた使ったこともない。
そんな自分になんの利益ももたらさないサービスの維持するのに携帯料金から天引きなんて馬鹿げてる。
税金で整備した通信網を使って後発の通信事業者から搾取してるNTTが金出せよ。


固定電話だって携帯電話のように人口カバー率99%とかでいいじゃないのか。
銅線引くよりコストが安い通信手段があるのに何故銅線に固執するのか。
最悪、切り捨てられた数%の人間は衛星携帯電話の端末買わせればいいじゃないのか。

多少の僻地なら市場原理下での自由競争でも整備されるはずだ。
それでも整備されないようなどうしようもない僻地は
暴論、ダム*5の底に沈めてしまえ。
情報通信というインフラとはいえ資本主義的な競争の強い業種には、社会主義的な救済は不要ではないかな。


この列島にも"選択と集中"が必要な時期が来てるのではないのか?
空港しかり港湾しかり全国的な画一性を重視したあまり国際的な競争力を失った例は挙げれば切りがない。

*1:携帯電話の所有している人等

*2:就労している人

*3:TVを受信可能な人(世帯)

*4:総務省と通信事業者間の取り決めであるのだが、ほとんどの通信事業者が全額利用者に負担させている

*5:ダム建設も曲がり角だけれど